リアクトライズとは?

コンクリート構造物の老朽化が進む中で、予防保全的にコンクリート構造物の耐久性を向上させるために開発された、けい酸塩系表面含侵工法です。

リアクトライズを導入する特徴

feature

01 散水養生不要で工期短縮

9日間の工期短縮 9日間の工期短縮

02 トリプルミックス処方により反応性固化性最大限引き出します

リアクトライズの中性化抑制効果 トリプルミックス処方!1材で3種の性能 リアクトライズの中性化抑制効果 トリプルミックス処方!1材で3種の性能

リアクトライズのメカニズム

mechanism

塩害環境による劣化

コンクリート表面に塗布又は散布すると、コンクリート中の遊離カルシウム分と反応しコンクリート表層部に保護層(C-S-H層)を形成します。
この保護層により水や海水、空気中の炭酸ガス(二酸化炭素)といった劣化因子の侵入を防ぎます。

施工手順※散水養生不要

flow

  • 01 カルサプリを塗布または散布

    標準塗布量:125g/m2 120〜130g/m2×1回

  • 02 カルサプリを含浸

    1日(12時間以上)放置

  • 03 リアクトライズを塗布または散布

    標準塗布量:125g/m2 120〜130g/m2×2回

適用条件

  • 施工面温度 0〜35℃
  • 基本見た目が乾燥していれば施工可能
  • 雨天時でも濡れない場所であれば施工可能
  • 降雨中の散布は避ける※施工要領書を参照ください

前処理

  • 劣化部除去、断面修復、下地処理
  • 表面の汚れの除去(高圧洗浄機など)
  • 夏場:100ml/m2散水処理し駆体温度を下げる
  • 冬場:駆体温度が0℃以下の場合は施工を避ける